気まま村事件簿

2005年8月11日

"妻の腹切り"事件 8/8

05.08.10 <抜糸、即退院>

昨日いかなかったので、今日は午前中にいこうと準備していたら、来なくて良いと電話があった。
今まで”休んでいいよ”といいながら、本心は違うことが見えていた。
今日は本当にいかなくていいらしい。
病室で古株になると、居心地も良くなるのかもしれない。

午前中は抜鈎だそうだ。手術で切ったところを今はホッチキスのように閉じるそうだ。
従って抜くときには抜糸でなく抜鈎だそうだ。
今までは未体験のことをするとき、いつも不安そうだった。
今はもうすっかり任せ切っている。変わったものである。

退院は予定通り。8日に縫った所を明日午前抜糸し、そのまま即退院だという。
なんだか患者の容態にかかわらず、病院の都合で追い出されるかのようだ。

整理も兼ね、着替えを持って出かけた。
病室では術後の患者がいて迷惑だからと、休憩所ですべての用事を済ませ、明日の退院の準備を打ち合わせた。
ベッドにいる時間より、休憩所で談話したり、テレビを見ている時間のほうが長いらしい。
ならば病院にいても仕方がない。

これ以上いると、まるで牢名主のようになってしまう。そろそろ潮時なのかもしれない。
退院となれば、この連載も終わりにする事ができる。
                         
                         \(^^)/  バンザ~イ

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"妻の腹切り"事件 7/8

05.08.09 <太ったイカ飯>

”来れない”、”休んでいい”、といってもそこは阿吽の・・・
いや、暗雲立ち込める・・・というべきか、
言葉にせずとも感じる雲行きというものがある。

さっさとすべき事をし、行くつもりはあったのだが。
明るいうちにしなければならない事があったのに、
疲れてちょっと転寝(うたたね)と、思ったのが運のつき、
目が覚めたら夜中の2時だった。

こういう時間であれば、逡巡する必要もない。
まずは電源立ち上げて・・・  A(--;;

手術の立会いをするつもりはなかった。
2時間ほどの手術だという。
子宮筋腫で失敗もなかろう。
たとえ何かあっても、私にはなす術もない。

手術のために必要な書類作成の説明を受けた後で、
手術が終わった頃に来る旨伝えると、年配の看護婦の方に咎められた。
”あなたは本当に奥様のこと、心配しているの?”

妻も無駄な事はしないたちだが、波風立てたくないのだろう、
立ち会うよう頼まれた。

手術は定刻どおり始まり、1時間ほど過ぎた。
待合室で1人ぽつねんと、何を考えればいいのだ?
突然呼ばれ、経過報告があった。

癒着、出血がひどく、輸血が必要なため、同意書を書いてくれ、という。
同意は良いとしても、何も今書かなくてもと思うが、
これがことが起きた時のための、手続きなのだろう。
え?本人のサイン? やっぱり、これは手術前に書く書類だよ。
ま、これも1人で待合室にほったらかしておくのも、という思いやりなのだろうか?

2時間半が過ぎた。思わぬ癒着のため、長引いているのだろう。
そろそろ、という頃にまた呼ばれた。
とりあえず終わったようだ。執刀医から手術の説明があった。
目の前のトレイに、取立ての筋腫が載せてある。
写真で感じたほどには大きくないが、ソフトボールほどの大きさがある。
不快な匂いがする。血のりの匂いか?

執刀医が筋腫を取り上げながら説明をするが、私にはとった筋腫の説明に興味はない。
とられた患者の容態を知りたいのだ。
ま、これも儀式か? 
これだけの仕事をしたのだということも、納得させなければならないのだろう。

話をききながら、目は筋腫の一箇所に集中していた。
血のりの着いた肉の塊は、まるで耳をはずしたイカメシのようだった。
肉というより、まさに筋の塊で、
パンパンに脹れた一箇所が傷つき、裂けていた。
真っ白なその一箇所からは、旺盛な筋腫の勢いを感じる事ができた。

それがまた、肉厚のイカの肉を思い出させる。

あぁ。しばらくイカが食べられない。

イカメシ?  スーパーで見かけたらどうしよう?     おぇーーー /(_ _)\

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2005年8月10日

"妻の腹切り"事件 6/8

05.08.08 <そうは いってられない>

”明日は休んでいいよ”と言っていたのに、朝から電話があった。
出血して寝巻きを汚してしまった。替えを持ってきて、という。
昨夜洗濯をしたが、干すのを忘れていた。
急いで干して夕方2枚届けた。

考えてみれば、病院では寝巻きが普段着だ。朝起きたら着替えたいだろう。
その格好で廊下に出、休憩所や売店にも行くのだから。
そうすると毎日替えを持っていくとしても3枚必要になる。
1日休むには4枚必要だ。

帰りにスーパーに寄ったら、女性用のパジャマが目に付いた。
買おうかどうか迷ったが、恥ずかしいし、妻の好みが解らないし。
妻のセンスが良いとは思わないのだが、結構うるさいのだ。

回復は芳しくない。今日はおなかの管が取れたという。
もう自分の体に何もついていないと思っていたらしい。
術後経過を見るために、管を1本さしておく、と私には説明があったのだが。
管を抜き、縫い合わせるときの様子を話してくれた。
手術中の医師とのやり取りを聞いていると、信頼関係ができていそうだ。

明日は休んでいい、という。私もこれないと思う。
回復は良くないが、病院の対応もよく、話し相手もできたようだ。
そうは行ってられない、という気持ちと
そうは言ってられない、という気持ちが交錯している。

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2005年8月 9日

"妻の腹切り"事件 5/8

05.08.07 <5年も育てると>

朝、寝巻きを持ってくるように電話があった。昨日サボったので今日は行く気であった。
やっぱり、結局着いたのが19時半、決められたお見舞い時間の終了間際であった。

背中についていた管が取れたという。起きだして3日目、少しずつ自由になり本人は喜んでいるが、
実は痛みも出始めているはず。辛いのだろう、帰りはいつまでも玄関で見送っていた。

6月の末、まだ入院まで1月もあるというのに、手術の説明に立ち会わされた。
エコーの写真を見せられ、目を疑った。輪切りの体の半分が、黒くなっている。

妻からはテニスボールほどと聞いていた。
医師の説明をさえぎり、黒い中の少し周りと違って見える部分なのかと確認したが、
このすべてだという。これだとハンドボールほどある。

毎年人間ドックに入り、まだ大丈夫と確認してきた。
昨年は大丈夫だったはずだ。
この一年でここまで大きくしてしまったのかと詰問したら、
妻が昨年は再検査が必要と言われたが、忙しくて来れなかったと言う。
この大きさまで放って置いて大丈夫なのかと聞くと、
それは大丈夫だが、今まで相当痛かったはずだという。

タ・シ・カ・ニ。 昨年はずいぶん苦しんだ。妻は、それを更年期障害と判断し、耐えてきた。
人は納得できると乗り越えられるものらしい。
この1,2年の妻は、体の調子がおかしな時には、
それが更年期障害の症状と一致するかどうかを、1つの判断材料としてきた。
先輩に相談し、同じ経験をしてきたことがわかると、
自分も乗り越えるしかないと思ってきたのだろう。

医師の説明に納得し、端々に人柄も垣間見れた。
40前後のきれいな女性だ。少しがらっぱちだがオープンなところがいい。
妻がこの病院を選んだのも、むべなるかな、という気がした。

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2005年8月 8日

"妻の腹切り"事件 4/8

05.08.06 <年貢の納め時>

暑い、暑くて眠れない。午前中に妻から電話が入った。
自力でトイレに行った帰りだという。排尿用の管が取れたという。
スゴイ! 3日も寝たきりなのに歩けるのか?
丈夫なやっちゃ!?

昼から流動食が食べられるという。
手伝いに行かなければ、という思いがあったが、疲れてしまった。
連絡が取れたので、今日は休む旨伝えた。
それでも行く気でいたのだが、結局サボってしまった。
我ながら、だらしのないことである。

この病院は、毎年人間ドックに利用しているところである。
5年程前に子宮筋腫が見つかった。
良性だから急いで取る事はない、という。
気にはしていたが、まだ大丈夫という報告を毎年受けていた。

ここ1,2年、妻の体調が良くない。太りすぎだ。
身の回りにもいろいろな事が起こる。
多忙なときに手術という訳にいかない。
今年は大丈夫といわれても、手術の相談をしてくるように言っておいた。

人間ドックの結果、筋腫が大きくなっている、という。
ついでに血圧まで高くて。
3月末の事であった。

それからは毎日2度の血圧検査(本当は3度すべき?)。
2週に1度の通院。事件は減る事もなく・・・
血圧は上がりっぱなし。


6月に今回の入院を決めた。

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2005年8月 7日

"妻の腹切り"事件 3/8

05.08.05 <避暑をかねて>

暑い、暑くて眠れない。妻がいるときには暑がりの妻がエアコンの温度を下げる。
私は寒くて、布団に丸まって寝ている。
ところが昨日今日、エアコンをフル稼働にしているが、ジト~っと汗ばみ目が覚めてしまう。
起きてパソコンをやるが、集中力がない。疲れて寝るが、またすぐ目が覚める。
寝たり起きたり、3度ばかり繰り返して、夕方になってしまった。

お見舞いにも行かなければならないが、花の水遣りをしないと、これまた妻に怒られるし・・・。
結局1時間前に、駄目もとと思い出かける事とした。
初めて迷うことなく、40分ほどで着く事ができた。
回復は順調で、妻の意識もしっかりしていた。

こちらの方が、バテそうだ。
老々介護というのは、こういう状態なんだろうな、と推測できた。
気持ちがあっても、支える体力がない。そんな自分をさいなみながら・・・

この病院を選んだのも、この時期を狙ったのも、妻だった。
遠すぎてお見舞いにいけないよ、と言っておいたのに。

多少遠い方がのんびりできると思ったようだ。
読みたい本をかき集めて、避暑をかねて入院した。

あなたの思惑は、アタリだったよ

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2005年8月 6日

"妻の腹切り"事件 2/8

05.08.04 <のどを切ったときには>

暑い、とにかく暑い。介護のために車に乗ったが、頭が朦朧として危険だ。
病院に着いたものの疲れ果て、帰りが心配だ。
妻の容態は、点滴がとれず、従って寝かしておくに限る。
とばかりに早々に退散した。

甲状腺に腫瘍が見つかったときには、急遽入院し、私はオロオロするばかり。
手術同意書を出すときには、声が出なくなるかもしれないといわれ、それなりの覚悟もした。
できる事はないが、毎日、一日中妻のそばにいた。
同室の患者さんがあきれるほど献身的だった。

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2005年8月 5日

"妻の腹切り"事件 1/8

05.08.03 <妻、腹を切る>

朝10時、妻 腹を切る。

輸血1600cc、血の気失せ 冷たくなって横たわっている。
まるで死体を見ているようだが、心電図の示す値は順調。
まずは一命を取り留めたようだ。

10年程前には、のどを切った。
このときにはオロオロしたが、今度は歳をとったせいか、
連日の暑さのせいで、まともな判断ができないのか、
やけに落ち着いている。
落ち着いているというより、なす術がない、と悟ってしまっている。

せいぜいできる事といえば、どう書こうかなどと考えているのは、愚の骨頂である。

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2005年6月29日

洗濯機漏水事件 8/8

05.06.26 <これで最後と思ったのに>

 昨日はうまくいったが、今いち心配である。
今日は妻もいることだし、今までわかったことを一つ一つきっちりこなしておこう。
それで抜けなければ、洗濯機の下の文庫本を抜いて事件終了である。

 妻も協力してくれ、しっかり確認。さあ、祈る気持ちで洗濯開始。
日ごろの無信心がたたったか、見事撃沈。

 後はパッキンを新しくするか、最後の手段として接着剤でとめるか?

 これではブログが終わらない。次の事件が始まっている。
ドラマのように一話完結、とは行きそうにない。ハッピーエンドにもならない。
いつかマルクスが解放される日が来る事を祈って、この件を終了する。

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洗濯機漏水事件 7/8

05.06.25 <妻は買う気でいる>

 このところ、洗濯機を直すこと、この事件簿を書き上げる事、この2つの事で他の事がなおざりになっている。一昨日はついに食料も尽き、妻が早く帰った事もあり、買出しに出かけた。

 買出しのついでに最近できたショッピングセンターを偵察してきた。新しくできた店というのは面白い。
近くに別のショッピングセンターがあるにもかかわらず、後発でオープンするからには、自信もあるのだろう。色々な店があって楽しい。

その中、やはり妻が時間をかけるのは、婦人服のブティックだ。うんざりするほど見ている。
 オイオイ、忙しいのじゃないのかよ!

 昨日も他の用があったので、洗濯ができなかった。妻が新しく洗濯機を買おうか?という。
実は昨日、洗濯機を探していたんだと言う。オイオイ、ブティックに洗濯機はないだろう!
だが新しい洗濯機を買っても、やはり自分で設置しなければならない。
設置できなかったらどうするのだ。
古いのを捨てるのも大変だし・・・

 妻もいることだし、また寝そべって、洗濯機の面倒を見た。
始める前に、洗濯機の位置を調整したのが良かったのか、前回ホースを差し込んでから日にちがたって滑りにくくなったのか、ホースが外れることなく、洗濯が終了。

 ほっ。これで事件簿も終了。

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2005年6月28日

洗濯機漏水事件 6/8

05.06.22 <「資本論」役に立つ> 6/8

 珍しく早く、妻が帰ってきた。ここの所忙しく、洗濯機が直せない。今日は手伝ってもらえそうだ。

”加藤さん、コインランドリーに行こう!”  オイオイと思ったがそれなら30分位手伝ってもらえるだろう。しめしめ、と思っていると、”じゃ私、服買って来るね”というなり、出かけてしまった。
 
 ウーン、敵もそれなりに対策を考えている。

仕方がない。夕食の準備をして、早めに食事を片付け、手伝うよう切り出した。
嫌とは言えまい。コインランドリーに行けば1時間はかかる。それに自分だけ服を買ってきた。

 文庫本を挟むだけの事、10分と掛からない。すぐに洗濯を始めてみたが・・・
やはりホースが緩んでくる。またもや洗濯が終わるまで、付きっ切りでホースを押さえる羽目になった。

 だが収穫がない訳ではない。腕がらくらく入るようになり、ホースを差し込むのに力を加えられるようになった。洗濯機の位置を調整すれば、抜けなくなるかもしれない。

 30年目にして「資本論」が役に立った。これで心置きなく捨てられる。                                                                                                                          (^-^)

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2005年6月27日

洗濯機漏水事件 5/8

05.06.21 <爺さんの知恵>

 妻は忙しい。一人で何とかならないものか。お婆さんの知恵でホースが差し込めた。
お爺さんの知恵はないものか・・・ 考えていても仕方がない。
洗濯機の下を覗き込む。腕がもう少し自由になれば・・・

 本棚から文庫本を持ってきた。これで洗濯機を持ち上げようという魂胆だ。
まずは左奥の足元を持ち上げる。持ち上がらない。
上のほうを持って傾ければ簡単に持ち上がるのだが、今度は本をセットできない。
ま、無理をせず、妻が手伝うのを待とう。

 文庫本は、マルクスの「資本論」全巻だ。家の中が物が増えて狭くなってきた。
不要なものを処分しなければならない。老眼が進んで、もう文庫本は読む気がしない。
いつか処分しようと思いながら、なかなか思い切れない。まだ読んでいない本ばかり・・・

 ダーウィンの「進化論」、フロイトの「精神分析」、マルクスの「資本論」の3冊は近代思想の礎と学生の頃習った。あれ?マルクスは「弁証法的唯物論」だったかな?

「進化論」「精神分析」は解るのだが、「資本論」は皆目解らない。マックスウェーバーはわかり易いのだが「資本論」は第1巻の1ページ目から進まない。そのまま30年が過ぎてしまった。

 もう読む気力が出てこない。躊躇なく「資本論」を選んできた。

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2005年6月26日

洗濯機漏水事件 4/8

05.06.19 <おばあさんの知恵>

 わが家の洗濯機はごく普通の全自動の洗濯機である。ただ2人暮らしにしては大きめである。
何でも大は小を兼ねる、というか、後悔せぬようより高機能なものをという考えで毛布も洗える大きさのものにした。結局毛布など洗った事もなく、そんなときにはコインランドリーを利用すればよい事に後で気が付いたのだが・・・。そんなわけで、とても一人では動かせない。
 修理すべき事は解った。排水口にホースを固定する事だ。ところがこれが難題である。
普通はホースを洗濯機の外に引き出して、排水口にセットすればいいだけだが、それだと無駄なスペースができる。ホースの上にランドリーラックをおく事もできない。そこで我が家では、延長ホースを捨てて、排水口の上に洗濯機を置いてある。ホースの長さにゆとりはない。よくこんな風にセットできたものである。しかも10年間トラブルもなく。業者に頼んだら、とてもこんな事、してくれる筈もない(と思っている)。

 10年前に自分でセットしたのだから、今度もできるはずである。よ~く考えよう。どうすればしっかり差し込めるのか?洗濯機を上げすぎるとホースが届かない。上げないと力が入らない。力がなくても差し込めるようにするには? そうだ、おばあさんの知恵だ。洗剤を塗ればよい。水道の蛇口にホースをつなぐ時、洗剤を塗ると楽につなげられる。排水口のパッキンのぬるぬるを洗ったため、ホースが差し込みにくくなっているのかもしれない。思いついたらすぐに試してみたいものだが、問題は妻の協力である・・・

 夕飯を早めに済ませて、休んでいるところを見計らって、”10分、いや5分”と粘り、どうにか洗濯機を移動した。パッキンに液体洗剤を塗ってみたが、テストができない。はずしてホースにつけてみたが、効果が見えない。ただ溝があり、うまく合うと外れにくくなる事がわかった。
 洗濯機を元に戻し、ホースをつないで見ると、オー簡単に差し込める。結局20~30分かかってしまった。

妻が不機嫌なのは感じるが、こんなときには顔を見ない^^;;

 早速洗濯をしてみた。動き始めるや否や、ホースが緩み始めた。ガ~ン
だが押さえるのも楽である。差し込みやすいとともに、抜けやすいのだ。
洗濯を始めたのが早すぎたのかもしれない。洗剤を塗って差し込んだら、洗剤が乾くのを待てば、抜けにくくなるのかも?
またもや洗濯が終わるまで、ホースを押さえ続けた。タバコも吸えず、コーヒーを飲むゆとりもなく・・・

やっと洗濯が終わったら、妻の一言

”もう1回、やってくれると助かるなあ”

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洗濯機漏水事件 3/8

05.06.19 <洗面所 冠水>
 
  日曜日の朝だもの。寝坊していた。 昨日の今日だもの。妻も朝寝坊しているだろう。

 ”大変だ、加藤さん。リビングまで水が・・・・”

 飛び起きてリビングにいくと、水が浸入してきている。台所は全面的に濡れている。
パジャマのすそをあげて、洗面所に行くと、水溜りができていて、チャプチャプしている。
廊下も相当濡れている。

 ”気が付くのが遅れて、・・・” などと妻が説明しているが、昨日の今日だもの。慌てない。
洗濯機は止めてあった。床にタオルが5,6枚、置いてあったが、すぐにバスタオルを2枚おろした。
バスタオルの威力はすごい。10回ほど吸い取っただけで、洗面所終了。
3,4回で台所、2,3回で廊下の水も吸い取った。
 後はよく絞った雑巾で拭き取るだけ、被害は昨日より大きかったが、作業は1時間ほどで終了した。
”必要は発明の母”というが、”経験は知恵の婆”だ。

 後は除湿機とエアコンをフルに使って、台所と廊下の乾燥でとりあえずの作業を終了した。
妻は、冷蔵庫の下や食器棚の下が濡れていないか、心配したが、1日乾燥させれば大丈夫だ。

 休憩後、寝そべって洗濯機の下を覗き込んだら、あ~やっぱり、ホースが排水口から外れている。
妻に洗濯機を傾けてもらい、ホースを排水口に接いで、洗濯再開。
寝そべってみていると、洗濯機が動くや否や、外れ始めた。
幸い隅から腕が入り、何とか抑えていられる。
洗濯が終わるまで抑え続けたが、結構ホースが引っ張られる事が解った。

漏水の原因がはっきりしたので、訳の解らぬパーツは捨てた。なくても洗濯機は動く!

妻は業者を呼びたがるが、ホースを繋ぐだけなんて、誰が来るものか!
来ても延長ホースを繋いで、洗濯機の外で排水口に繋ぐに決まっている。

妻は仕事があるので手伝えない、という。
ケーキ入刀は一人でもできるが、これは一人ではできそうもない。

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2005年6月25日

洗濯機漏水事件 2/8

05.06.18 <このパーツは何だろう?>

 洗濯機の下から7cm四方のテープが出てきた。貼ってあったスポンジはぼろぼろである。
 食器乾燥機は、空気清浄用のスポンジがくたびれたあと、本体もくたびれてしまった。
 ファンヒータも、空気清浄用のスポンジがぼろぼろになって、壊れた。
 洗濯機ももう10年になる。そろそろ壊れても仕方がない。
 妻はもう諦めている。

 納得がいかない。買えば5円、10円の世界の、スポンジだ。前にホームセンターで探してみたが、何処にも見当たらない。代用になりそうなものも見当たらない。5円、10円では商売にもならないのだろう。
 とりあえずは、これが何に使われているのかを知る事だ。

 午後、妻は忙しいといいながら、遊びに出かけてしまった。帰ってくるまでに直しておくよといってみたが、私もどっと疲れが出てぼけ~としていた。
 こんな時には、いつもコーヒーなのだが、腹の調子が悪い。ホットコーヒーならよさそうだが、作るのが面倒だ。
 風邪がひどくて、タバコが吸えないときのようにツライ。

結局アイスコーヒーを飲む。横着だ。

 そろそろ帰ってくる時間になった頃、洗濯機の裏をあけて調べてみたが、パーツが使われている気配がない。
 よく解らないまま、洗濯機を動かした事で目に付いたカビなどを掃除した。最後に排水口のパッキンがぬるぬるしているのに気が付き、はずして掃除してみた。ウン、原因はこれかもしれない。

 何しろ排水口に差し込むホースの口は、わずか8mmほどなのだ。ぬるぬるして抜け易くなったのかもしれない。掃除してホースに差し込んでみたら、ピチッとはまった。ウン、これなら抜けない。

 原因が解った頃、妻が帰ってきた。夕飯が済んだところで洗濯機を元に戻した。
 実はこれが大変なのだが、それは後にして、残りの洗濯を2度やって問題がない。

 疲れたので寝る事にした。

妻が一言。 ”私忙しいから、明日は仕事だよ”

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洗濯機漏水事件 1/8

05.06.18  <洗面所 水浸し>

  土曜日の朝の事だ。おそらく妻が階段を上がってくる音で目が覚めたのだろう。寝室の扉を開けたところから覚えている。
開けるや否や ”加藤さん、大変。洗濯機が壊れて台所が水浸し!”

 金曜の夜は、一番のお気楽日。多分朝方までパソコンをいじっていた。それに前々日くらいから夏風邪にやられたかのようにだるくて、その上前日から食あたり気味、好きなアイスコーヒーがあたったようでツライ。

 それでも妻の声を聞いてすぐに駆けつけた。台所に水が滲みだしている。洗面所は水浸しで、一部廊下にも滲みだしている。洗濯機はまだ威勢よく回っていて、水かさはさらに増している。

 妻が用意した雑巾が5,6枚、水の中にあったので、とにかく洗面台で絞っては水の中へ、絞っては水の中へ・・・妻が”洗濯機を止めようか?”と言う。起き抜けで頭が働かなかったのか?パニくっていたのか?
止めた後どうしたらよいのかわからないので、そのまま洗濯を続けさせた。

 ”排水管が詰まったのかな?外を見てきてくれないかな” こういうことは自分で確認するのが一番なのだが、コチトラまだパジャマ姿だから仕方がない。妻が”大丈夫みたいだよ、周りも濡れているので良くわからないけれど”と言う。ウン、雨上がりでマンホールから水があふれたかどうか、良くわからないかもしれない。いつもなら信用しないが、今日は仕方がない。コチトラまだパジャマ姿だから・・・

 座って濡れ雑巾を取り、立って洗面台で雑巾を絞り、を30分も続けただろうか?普段の運動不足がたたり、ツライ。妻に”腰が痛い”というと”休んだら”という。

 昨年の秋、ふるいをかけていて、腰を痛めた時には一週間ほど何もできなかった。昨年の暮れ、テレビを持ち上げる時、あぁ、これは腰を悪くするなと話しながら、本当に悪くしてしまった。

 こういうことを知っているので、一応気は使ってくれる。気は使ってくれるが、フォローはない。洗濯も終わり、あらかたの水をふき取るのに1時間もかかっただろうか?結果的に台所と廊下、それに洗面所の大掃除となって午前中の作業が終了した。

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